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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました

今回のええ仕事芸人は

隣人
隣人(りんじん)

左)中村 遊直(なかむらしょーとらいなー)
  兵庫県神戸市出身 1988年6月15日生まれ

右)橋本市民球場(はしもとしみんきゅうじょう)
  大阪府吹田市出身 1992年7月10日生まれ

喜劇的なネタで笑いのツボを突き抜くコントコンビ。
2021年ytb漫才新人賞優勝。
NSC大阪34期。よしもと漫才劇場メンバー。

リモートでおじゃまします!今どちらにいらっしゃるんですか?

森ノ宮よしもと漫才劇場にいます。よろしくお願いします!
生まれた時から芸人になると決めていました(笑)
(以下 中村遊直=中 橋本市民球場=橋 編集=編)

編:隣人のコントを見ていると役者さんが面白い芝居を演じているように感じることがあるんですが、元々は役者志望とかだったんですか。

橋:全然違います、(笑)。関西はお笑いが身近にあるので、子供の頃からずっと芸人になろうと思っていました。
高校生時代に「エンタの神様」や「爆笑レッドカーペット」が流行っていて、よくお笑いの真似事をしていたんです。
その延長で3年生の時に軽いノリで「ハイスクールマンザイ」という吉本興行主催のコンテストに出場したんです。
地方予選を勝ち上がって近畿予選二位になったんですが、それが芸人になるきっかけになりました。

中:僕は生まれた時から芸人になると決めていました(笑)。
大袈裟過ぎますがあながち嘘でも無くて、お祖父ちゃんが芸人を目指していたことがあるらしくて、小さな頃からそんな話を聞かされていたんです。
実は芸人を目指してよしもとに入った叔父もいまして、今は文字書きの腕を活かして裏方で活躍してたりするんです。
そういう環境ですから物心が付いた頃には芸人を意識していたと思います。
お祖父ちゃんの夢を叶えました(笑)。
実は漫才をやることの方が多いんです
編:隣人と言えばコントのイメージが強いのですが、最近は漫才のネタを目にする機会が増えたような気がします。

中:ベースにあるのはコントですが、当然漫才にも力を入れています。

橋:やっぱり関西は漫才の本場ですから。

編:賞レースを考えても、ですね。遅くなりましたけど、ytb漫才新人賞優勝おめでとうございました。
恵まれたバイトを辞めました
橋:ありがとうございます。嬉しいことに受賞をきっかけにお仕事が増えました。
お陰様でまだ最近のことなんですが、二人ともアルバイトを辞めたんです。

編:どんなアルバイトをされていたんですか。

中:僕は神戸の三宮にあるステーキランドというお店で働いていました。
お客さんの目の前の鉄板でステーキを焼く担当をしていました。

編:技術のいる本格的なお仕事ですね。お給料とか良さそうですね。

中:はい、けっこう良い時給をいただいていたと思います。ひょとすると少し色をつけていただいていたのかもしれませんね(笑)。
時給もですが雰囲気もとても良くて、辞めるのは惜しい楽しい職場だったんですよ。

橋:僕は地元のJR吹田駅の真横にあるイオンで働いていました。二階のホームファッション売り場の担当でした。
中村と違って時給は安かったです(笑)。
スタッフが良い人達ばかりで、特に売り場のパートさんにはとても良くしていただきました。
実母に次ぐ第二の母だと思えるくらい(笑)。
ですからもう少し早く辞めれたのかもしれませんが、情が湧いてしまってずっとためらっていたんです。
結局11年間もお世話になってしまいました(笑)。

編:お二人ともずっと地元でバイトを続けていたんですね。

中:ようやく芸人一本でやっていけるようになったのでいままで以上にがんばらないとって思います。

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