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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました

今回のええ仕事芸人は

もりやすバンバンビガロ
もりやすバンバンビガロ

ジャグラー。パフォーマー。
京都府宇治市出身 1984年3月16日生まれ
NSC大阪校 25期生(2002年)

2002年4月、18歳でNSC(よしもと養成所)新喜劇コースに入学する。
5月に漫才コースに転入するも馴染めずに一時休学。
その時期に目にした大阪出身の国際派パフォーマー「Mr.オクチ」のステージに感銘を受け、師事すべく自らコンタクトを取る。
その後同氏の指導と助言を受け、パフォーマーとしての芸歴をスタートさせる。
フジテレビ系列の人気TV番組、爆笑レッドカーペットで披露した3つのリンゴをジャグリングしながら次々と齧るパフォーマンスや一輪車に跨って行うコミカルな芸で注目を浴び、全国区の知名度を得る。
その後、気の張らない穏やかな芸風は世代を超えて人気を博し、お笑いの殿堂「なんばグランド花月(NGK)」の本公演の舞台出演を務めるに至る。
2023年9月、芸歴20周年を記念し、本人初となるNGKでの単独公演開催が決定する。
リンゴジャグリングが生まれたきっかけ
(以下 もりやすバンバンビガロ=バ 編集=編)

編:バンバンさんと言えばリンゴと言うくらい、リンゴを齧るジャグリングのパフォーマンスが有名ですけど、あのパフォーマンスが生まれたきっかけをおしえてください。

バ:もともと大道芸にはナイフ2本とリンゴ1個を使った定番のクラシックな技があるんです。
駆け出しの頃、それをやろうとしたんですが、でもナイフって危ないでしょ(笑)。
恐る恐るやっているその様子を見ていた方が「全部リンゴでやったらええやん」って言ってくれまして、その通りにやってみたのが最初のきっかけです。
でも皆さんがご存じのようなパフォーマンスに仕上がったのは爆笑レッドカーペットのオーデションがきっかけです。
僕の芸を見てくれたスタッフの方が「他の芸はいいからリンゴを齧るのだけ続けてやってみて」っておっしゃったんです。で、その通りにやってみたら「それいいじゃん!(笑)」って。今から13年前の出来事です。
僕は周りの方のひと言に助けられた
編:リンゴのパフォーマンスは、周りの方の声がきっかけで誕生したんですね。

パ:その通りなんですが、リンゴだけでは無いんです。
これまでを振り返ると、僕の場合は周りの方のひと言に助けていただいたと思うことが他にもたくさん有るんです。
例えばオール巨人師匠に掛けていただいた「なんで一輪車に乗らへんの?」のひと言です。
その昔、吉本興業の大先輩にMr.ボールドさんという芸人さんがいらっしゃって、その方が一輪車を使った芸で活躍されていたんです。
ですから「一輪車は吉本のパフォーマーの代名詞。君も続け!」という激励のメッセージだと思って、僕も一輪車でのパフォーマンスを始めたんです。
でも最近は芸の種類も増えましたし新しいことにもどんどんチャレンジをしているのでリンゴも一輪車もやる機会が随分と減ってしまいました。

編:ベテランなのに、まだまだ新しい芸に取り組むって凄いことですね。
ちなみに開催が決定した芸歴20周年記念の単独ライブでは新技を披露されたりするんですか。

バ:はい、披露させていただきます。
節目ですしNGK(なんばグランド花月)というすばらしい場所での舞台ですから。
実はNGKで単独ライブをさせていただくのは今回が初めてなんです。
とても楽しみにしています。
それとリンゴのジャグリングも久しぶりにやらせていただく予定です。
実はコロナ禍の期間、飛沫が飛ぶとの理由で舞台では全くやることが出来なかったんです。
あれは飛沫では無くて果汁だと言いたい気持ちも有りましたけど(笑)。
芸歴20周年、もりやすバンバンビガロの理想
編:久しぶりのリンゴジャグリング、楽しみですね。
ちなみにバンバンさん、使うリンゴ選びにはこだわりとか有るんでしょうか。

バ:有りますよ(笑)。赤色の発色の良いリンゴを選ぶようにしています。品種はフジが好きです。
でも歯の調子が良くない時はジョナゴールドを使ったりします。
一番気をつけているのがヘタを必ず取り除くこと。これをしないと口に刺さっちゃうんです(笑)。

編:20年間パフォーマーを続けてきたバンバンさんにとっての理想のパフォーマンスってどんなものでしょう。

バ:凄いことを凄く見せるパフォーマンスも良いですが、僕は凄いこともちょっと面白くしたい。
凄さが霞むくらいの感じで。
そういう意味で言うと子供達が遊びの中で見せるパフォーマンスは理想だなと思います。
凄い技を決めても楽しそうで、見ていて面白いですから。
それとオリジナル性を持つことも理想だと思います。
吉本の芸人さんでいうとくまだまさしさん。
個性的なキャラクターとパフォーマンスに刺激を受けています。

編:最後にライブを楽しみにしているファンの方にメッセージをください。

バ:新しいチャレンジも観てもらいたいですけど、緩さも観てもらいたいです。
もっちゃりとした(笑)、穏やかなライブを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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【FANYチケット】もりやすバンバンビガロ20周年単独ライブ「NGK BABABABAAAAN!!!」
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