DOMOPADO SPECIAL CONTENTS
関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました
今回のええ仕事芸人は
吉田ヒロ
吉田ヒロ
芸人。吉本新喜劇元座長。
兵庫県出身 1967年8月4日生まれ
NSC大阪校 2期生(1983年)
1980年代初頭の漫才ブームを牽引したザ・ぼんちに傾倒し芸人になることを決意、高校生ながらNSCに通い芸人を目指す生活を始める。
高校卒業を機に憧れのぼんちおさむへ弟子入りを申し出るが断られる。
(その後数年を経て念願の弟子入りが叶う。)
アイドルのような容姿と独特のギャグセンスでデビュー後間もなくより大ブレイク、東京進出を果たし全国区の人気者となる。
その後若返りを図る吉本新喜劇より白羽の矢が立ち入団することとなる。
内場勝則、辻本茂雄、石田靖とともに新しい新喜劇躍進の原動力となり、1999年に座長に就任する。
座長退任後も第一線で舞台に出演するかたわら自身の作品によるアート個展開催やNSCの講師を務めるなど、精力的な活動を続けている。
本年10月、なんばグランド花月にて芸歴40周年記念公演が1週間に渡り開催される。
芸人。吉本新喜劇元座長。
兵庫県出身 1967年8月4日生まれ
NSC大阪校 2期生(1983年)
1980年代初頭の漫才ブームを牽引したザ・ぼんちに傾倒し芸人になることを決意、高校生ながらNSCに通い芸人を目指す生活を始める。
高校卒業を機に憧れのぼんちおさむへ弟子入りを申し出るが断られる。
(その後数年を経て念願の弟子入りが叶う。)
アイドルのような容姿と独特のギャグセンスでデビュー後間もなくより大ブレイク、東京進出を果たし全国区の人気者となる。
その後若返りを図る吉本新喜劇より白羽の矢が立ち入団することとなる。
内場勝則、辻本茂雄、石田靖とともに新しい新喜劇躍進の原動力となり、1999年に座長に就任する。
座長退任後も第一線で舞台に出演するかたわら自身の作品によるアート個展開催やNSCの講師を務めるなど、精力的な活動を続けている。
本年10月、なんばグランド花月にて芸歴40周年記念公演が1週間に渡り開催される。
- 黄色い声援が飛び交った若手時代
- (以下 吉田ヒロ=ヒロ 編
編集:今年芸歴40周年を迎えたヒロさんですが、そもそも芸人になろうと思ったきっかけって何だったんでしょうか。
ヒロ:きっかけは僕が若い頃にあった漫才ブームです。
TVではいつも漫才番組がやっていて、面白くて人気の有る漫才師が僕には物凄くかっこよく映りました。
ですから僕も漫才師になろうと思ったんです。
当時はまだ高校生やったんで学校に行きながらNSCに通い始めました。
編集:お笑いが社会現象になった空前の漫才ブームですね。
関西の芸人さんが全国的に注目されるきっかけにもなった。
そんな時代を経てヒロさんがデビューされたわけですけど、あっと言う間に物凄い人気者になられました。
ネタ中もアイドル顔負けの黄色い声援が飛び交うようなあの時代ならではの熱気を感じるんですけど、当時のヒロさんはそれをどんな風に感じていらっしゃいました。
ヒロ:正直やりづらかったですね(笑)。
例えばダウンタウンの浜田さんにツッコまれて頭を叩かれるでしょ。芸人にとってはおいしいんですけどお客さん達が「可哀そう」って騒ぎ出すんですよ。
浜田さんもやりづらかったと思います(笑)。
写真撮影でギャグをやったりふざけたポーズをきめると「そういうのはいらないんです」って言われて爽やかな笑顔を求められたり(笑)。
プライベートも大変でしたよ。
当時大阪のマンションで一人暮らしをしていたんですね、1階の部屋だったんですけど朝起きてカーテンを開いたら女子高生達が集団で覗き込んでいたんですよ(笑)。
今の時代では考えられないですよね(笑)。
- 吉田ヒロの転機
- ヒロ:あまり知られていないですけど、吉田ヒロはぼんちおさむの二番弟子なんです。
数年掛けてようやく弟子入りが叶ったんですよ。
ぼんちおさむに憧れて弟子入り志願をして断られたのが18歳の時です。
「手の掛かる弟子がおるからアカンねん」とユーモアを交えて断られました。
ちなみに手の掛かる一番弟子と言うのはジミー大西さんのことです(笑)。
それから弟子にしていただけたのはひとえに僕のおばあちゃんのお蔭です。
僕の気持ちを知ってくれていたおばあちゃんが僕の知らないところでぼんちおさむ師匠に毎月手紙を送っていてくれていたんです。弟子にしてやってくれって。
その気持ちに応えてくれた師匠からある日突然声が掛かって弟子に招いてくれたんです。
憧れのぼんちおさむの弟子になれたことが僕の芸人人生の大きな転機になりました。
- 吉田ヒロ、新喜劇へ
- 編集:そんな人気者のヒロさんに白羽の矢が立って新喜劇に入団、そして内場勝則さん、辻本茂雄さん、石田靖さんらと吉本新喜劇を飛躍させる原動力になられました。
若くして座長を務めた当時の思い出を聞かせてください。
ヒロ:内場さん、辻本さん、石田さんそれぞれが個性的で違う色を持っていて、それぞれがスタイルの異なるお笑いでお客さんを沸かせていました。
僕のつくる笑いもまた3人とは違うものでしたが、僕はいつもお客さんよりもその3人をを笑わせてやろうと思ってやっていましたね。
笑いに厳しいこの3人が笑うもので笑わないお客さんはいてませんから。
編集:良きライバルとして競い合って新喜劇を盛り上げていらしゃったんですね。
今回のヒロさんの芸歴40周年記念公演はその4人の元座長が勢揃いしますね。
どんな笑いが生まれるのか、今からとても楽しみです。
- 残りたかったらやめるな
- 編集:ヒロさんが40年も芸人を続けてこれた秘訣って何でしょう。
ヒロ:秘訣とか何もないですよ、僕はただ単にやめんかっただけなんです(笑)。
NSCの講師もさせていただいているんですけど、「残りたかったらやめるな」って生徒さん達には伝えています。
そんなん言うのヒロさんだけですってスタッフの方に言われてますけど(笑)。
やめてしまえって言う人が意外と多いみたいですね(笑)。
編集:仮に将来芸人をやめたらまずは何をしたいですか?
ヒロ:朝から晩までお酒を飲みたいです(笑)。まだまだ先の話ですね(笑)。
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