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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました

今回のええ仕事芸人は

真輝志
真輝志(まきし)

生年月日:1994年5月8日
出身地:大阪府門真市

ひとりコント師。
NSC大阪校36期生(2013年)。
NSCを卒業後ピン芸人として活動を開始するが、2016年に先輩芸人の上田だうとお笑いコンビ「きんめ鯛」を結成、程なくしてよしもと漫才劇場メンバー入りを果す。
漫才を中心に活動し、若手の本格派コンビとして期待されるも、2022年に上田だうの引退を機にコンビを解散する。
コンビ時代から毎年R-1グランプリにも出場し、2018年には準々決勝、2021年から2023年に掛けては3年連続で準決勝に進出する。
満を持して優勝を狙って臨んだ2024年大会では会場を沸かせる好パフォーマンスを見せるも、惜しくも決勝(4位)で敗退する。
真輝志独特の視点で練り上げたキャラと世界観で展開するひとりコントが持ち味。
自ら「愛しているネタ」と呼ぶ真輝志の代表的なネタと新ネタをちりばめた単独ライブ「踏みたいアスファルト」をGWに開催、今年30歳を迎える節目の公演となる。
優勝を狙って挑んだR-1グランプリ2024の収穫
編集:R-1グランプリ2024、初の決勝進出おめでとうございます。

真輝志:ありがとうございます!でも正直言うと今回は優勝を狙っていたので残念な気持ちも強いですね。
来年またがんばります。
でも憧れのピン芸人のひとり、街裏ぴんくさんと同じ舞台に並べたことはとても嬉しかったです。
優勝されたので大会を卒業されるでしょうから、今回が最初で最後の勝負になっちゃったのが少し寂しいですけど。

編集:今回は吉本の芸人さんで決勝進出されたのが真輝志さんとkento fukayaさんの二人だけという、とても珍しい事態が起こりましたね。

真輝志:そうなんですよ、でもそのおかげでkento fukayaさんとの距離がいっきに縮まりました。
kento fukayaさんってネタはもちろん面白いんですけど、企画とか構成とか全部自分でやれる人なんですね。
そんな人ですから、芸人からの評価がすごい高いんですよ。
僕なんか絶対に真似ができないですけど、目標にしていた人なんです。
そのkento fukayaさんと、もうめちゃくちゃ仲良くなりました(笑)。
これは今年のR-1の一番の収穫でした。
良い先輩や後輩に恵まれています
編集:具体的にどのくらい仲良くなったんですか。

真輝志:つい最近の話ですけど、kento fukayaさんとネイビーズアフロのはじりさんと僕の三人でご飯を食べに行ったんですね。
で、ネタの話とか、そういうのを話し込みたくなって、お荷物になったはじりさんをまいて二人でバーに行きました(笑)。
そういう感じです。

編集:えー、はじりさんは怒ったりしなかったんですか。

真輝志:はじりさんは大丈夫な人なんです(笑)。
見たまんまで、とても優しくて気の利く方なんです。
わざとまかれてくださったんだと思います。

編集:真輝志さんとお会いすると芸人仲間とのエピソードや食事の話をよくしてくださいますよね。
食べたり飲んだりするのがお好きなんですか。

真輝志:食べるのもお酒を飲むのも好きですね。
有難いことに仲間にも恵まれていると思います。
後輩で言うとハイツ友の会とか、うただの宮本とか。
ラジオとかライブで僕のことをよくイジったりしているみたいですよ(笑)。
先輩ではビスケットブラザーズの原田さんとはR-1が終ったあとに飲みに行きました。お店を出て歩いていると急に泣き出したんですよ。「間に合ってくれてよかったー」って。東京進出前に僕がR-1で結果を残せたのをとても喜んでくれたんです。
編集:ビスケットブラザーズさんは4月に活動拠点を東京に移されましたもんね。原田さん、優しい先輩ですね。
真輝志:わんわん泣くんですよ、子供みたいに大きな声を出して(笑)。僕の事を気に掛けていただいていたのはとても嬉しかったですけど、さすがにちょっと恥ずかしかったです(笑)。
編集:とてもいい先輩や後輩に囲まれてる真輝志さんが羨ましいです。
真輝志:芸人仲間は多いですけど、ファンがいないんですよ。人気が無さ過ぎてどうしたもんかと思っています(笑)。
30代を迎える真輝志のこれから
編集:謙遜はいらないですよ(笑)。ライブチケットの売れ行きは好調だって情報が入っています。
ところで真輝志さんは今年30歳を迎える節目の年になるわけですけど、どんな30代にしたいですか。

真輝志:まずはR-1グランプリは優勝したいと思っています。
それに、映像や紙芝居とかをうまく組み合わせたお笑い作りにもチャレンジしたと思っています。
でも僕の場合は軸足はコントにあります。
ピン芸人として活動していますけど、最近はコント師の方々らにも「真輝志はコントの人」と認識されることが多くなってきているんです。
僕はそれをとても光栄に思っていて、これからはひとりコント以外にもユニットを組んでのコントとかにも取り組んでいけたらと思っています。
そのためにもコント職人としてネタづくりの腕ももっと磨いていかないと、って思っています。
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よしもとInformation
【FANYチケット】2024.4.29 真輝志単独ライブ「踏みたいアスファルト」
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