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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました

今回のええ仕事芸人は

ツートライブ
ツートライブ

左)たかのり
  広島県尾道市出身 1984年4月11日生まれ

右)周平魂(しゅうへいだましい)
  京都府京都市出身 1983年9月11日生まれ

大学の同級生として知り合い意気投合、2年生の時にコンビを組みM-1グランプリに出場、二回戦に勝ち上がったことを機にプロの漫才師を目指す。
2007年NSC大阪校に入学、2008年4月1日にツートライブを結成する。
デビューより一貫してしゃべくり漫才に取り組み、いきり漫才とも称される独自のスタイルを見出す。
これまでに3度の上方漫才協会大賞文芸部門賞を受賞、実力は折り紙付きの中堅漫才師。
「漫才ブーム」の好評を受け、2033年までの10年をかけて全国47都道府県をまわる「漫才ブーム10年間ツアー」が今夏よりスタートした。
※「漫才ブーム」はミルクボーイが面白いと認めた後輩漫才師3組(金属バット、デルマパンゲ、ツートライブ)と2017年に始めたネタライブ。
この5年間で二人とも家族ができました
編集:5年振りの登場、ありがとうございます!この5年間の大きな出来事をおしえてください。

周平魂:何と言っても子供が生まれたことですね。

たかのり:僕も子供がいます。二人とも結婚をして子供ができて父親になりました。
家庭を持ったことがこの5年間の一番大きな出来事ですね。
仕事面ではやっぱりコロナの影響は大きかったです。
コロナ禍の時は舞台のお仕事が満足にできませんでしたから。
その代わりにバラエティ番組とか、漫才以外のお仕事をさせていただく機会にも恵まれて、新しい経験を積むことはできましたね。

編集:確かにコロナ禍以降、メディアの出演が増えましたよね。
ツートライブと言えば漫才で勝負のイメージが有りましたけど、ロケ番組とかではまた違った面白さが見れて、例えば気遣いをする周平魂さんとか(笑)、二人の人柄が見えたりして楽しいです。

周平魂:一般家庭にお邪魔する時とか、いくら僕でも気を遣いますよ(笑)。
でもそれも子供や家族ができて変わったところかもしれないですね。
ロケ先でのお店の取材も若い頃は「お互い様」的なところがあったように思います。
今はまずは相手の立場とか気持ちとかを考えますもんね。感謝しか無いですよ。
軽トラで沖縄を目指した思い出深いロケ
編集:これまでで印象に残っているロケを一つおしえてください。

周平魂:コロナ禍の頃ですけど僕とたかのりの二人で軽トラで旅をしたんです。
大阪を出発してゴールは沖縄なんですけど、予算は0円(笑)。
立ち寄った先でいただいたものをメルカリに出品して、売れたお金を資金に旅を続けるんです。
台本も何も無くて、番組スタッフの方もバラエティに慣れていない方達で、まさに行き当たりばったりのリアルなやつです(笑)。
結局10日間ほど掛かってなんとか沖縄に辿り着けたんです。このロケが一番印象に残っていますね。

たかのり:麒麟の川島さんがMCの「鎮まれ!もったいないオバケちゃん」(2020年7月-10月放送)という読売テレビさんの深夜のバラエティ番組で、その番組の中の企画やったんです。
ロケ地の選定や取材先もすべて僕ら二人に任せていただきました。
スタッフの方々も真剣に取り組んでいただいて、僕らも本当に良い勉強になったお仕事でした。

周平魂:番組が終ってずいぶん経ちますけどスタッフの方達とは今でも連絡を取り合ったりしています。
また一緒にお仕事をしたいですね。
本業、漫才のお話
編集:ところで本業の漫才のお仕事はどんな様子でしょう。
ミルクボーイさん、金属バットさん、デルマパンゲさんとの4組で全国を回る「漫才ブーム10年間ツアー」もスタートしました。10月には大阪で単独ライブが開催されますね。

たかのり:M-1を卒業したことで、賞レースモードとはひと味違う漫才を楽しんでもらえると思います。
漫才ブームに関してはとにかく凄い3組の方と回るツアーですから、一緒にやらせてもらっている僕らも毎回楽しみにしています。

周平魂:M-1で勝負をしていた当時の4分のネタが中心のライブと比べると、本数は減りますけど中身は濃いと思います。漫才ブームの3組には毎回勝ってやろうと思うんですけど、ホンマ面白過ぎですわ(笑)。ネタもええですけど「人」で漫才をやる人らです。あの人達にはなかなか勝てませんね(笑)。

編集:周平魂さん、M-1グランプリで賞レースを卒業されて、鎧を脱いだと思っていましたけど、まだまだ戦闘モードなんですね(笑)。

周平魂:僕は漫才ではこれからも鎧は脱ぎませんよ。例えるならずっとスーパーサイヤ人モードです(笑)。
楽しみながら漫才と戦いますよ。
今のターゲットは「THE SECOND」です。

たかのり:「THE SECOND」は結成16年以上のベテラン漫才師の大会なので純粋に漫才が面白いんですよ。
会場も温かいですし僕らも楽しんで漫才が出来るんですよ。M-1グランプリ当時とはまた違った勝負がしたいですね。

編集:これからのツートライブ、楽しみにしています。

周平魂:気楽に楽しみながら勝負します(笑)。
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