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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました
今回のええ仕事芸人は
高井俊彦
高井俊彦
奈良県県奈良市出身 1975年8月27日生まれ
芸人。喜劇役者。吉本新喜劇座員。
NSC大阪校15期生(1995年)。
奈良市観光大使(2021年~)。
1995年にお笑いコンビ・ランディーズを結成、テレビ番組企画「WEST SIDE」や劇場「baseよしもと」での活躍で若者層お笑いファンを中心に熱狂的な人気を獲得した。
(ランディーズは2017年に解散)。
2007年の吉本新喜劇入団が転機となり自身の芸人志望動機である演劇・芝居を中心にした活動に軸足を移す。
2013年、自身の子どもの誕生を機に、親となった同世代のファンとその子ども達と共に楽しむ舞台「しんきげきといっしょ!」を立案・開催し、好評を得る。
その後「しんきげきといっしょ!」は親子で楽しめる舞台として定着、今年初開催より10年目を迎える。
奈良県県奈良市出身 1975年8月27日生まれ
芸人。喜劇役者。吉本新喜劇座員。
NSC大阪校15期生(1995年)。
奈良市観光大使(2021年~)。
1995年にお笑いコンビ・ランディーズを結成、テレビ番組企画「WEST SIDE」や劇場「baseよしもと」での活躍で若者層お笑いファンを中心に熱狂的な人気を獲得した。
(ランディーズは2017年に解散)。
2007年の吉本新喜劇入団が転機となり自身の芸人志望動機である演劇・芝居を中心にした活動に軸足を移す。
2013年、自身の子どもの誕生を機に、親となった同世代のファンとその子ども達と共に楽しむ舞台「しんきげきといっしょ!」を立案・開催し、好評を得る。
その後「しんきげきといっしょ!」は親子で楽しめる舞台として定着、今年初開催より10年目を迎える。

- 芸歴30周年、芸人になったいきさつ
- 編集:芸歴30周年おめでとうございます!
さっそくですが、高井さんが芸人になったいきさつをおしえてください。
高井:若い頃は芸人になろうとは全然思っていなかったんです。
頑張っていたのがテニスで、地元で強豪と呼ばれる高校のテニス部でキャプテンをしていたんですよ。
当時の目標はスポーツ推薦で大学に進学することやったんです。
やったんですけど3年生の時に怪我をしてしまって、肩の脱臼やったんですけど、それがきっかけでテニスをあきらめたんです。
編集:目標をあきらめないといけないくらい重い症状だったんですね。
高井:いや、そうやないんです。治し方にも普通の人向けとアスリート向けの2パターンあるらしくて、病院の先生が「将来有望な選手ですか?」って聞いてきたんです。
で、付き添いで来てくれていた顧問の先生が「普通の選手です」って答えたんですよ(笑)。
それを聞いて複雑でしたけど、背も大きくないし、キャプテンやけど大会も補欠メンバーやし、と冷静に考えてあきらめたんです。
編集:目標をテニスから芸人へと、大きく方向転換したんですね。
高井:芸人と言うよりも演劇です。
実はテニスと同じくらい芝居が好きで、観劇に行ったりしていたんです。
テニスをあきらめたことで芝居への思いがどんどん大きくなっていったんですよ。
NSCに入れば舞台や演技のことを学べるし、お笑いも好きでしたから反対する親を説得してNSCに入学したんです。
編集:高井さんが通っていた高校って奈良県でも有名な進学校ですもんね。ご両親が反対されたのもわかります。
高井:高校を出てから1年間予備校に通っていたんです。
現役時代はテニスに打ち込んでいましたから勉強がおろそかになっていたんですね。
親を説得するために、大学入試センター試験も受けて、親と話し合っていた志望校の基準をクリアして、貯めたバイト代で予備校の授業料を返して、そうしてなんとか納得してもらったんです。
- 10年目を迎える「しんきげきといっしょ!」
- 編集:高井さんが歌のお兄さんを務める「しんきげきといっしょ!」。
高井さん自身の立案と主催で手作りで始まった企画ですが、今や吉本恒例の人気イベントとなって今年で10年目を迎えます。
そもそもスタートするきっかけは何だったんでしょう。
高井:ランディーズ時代から応援してくれていた同世代のファンの方たちがどんどんお母さんやお父さんになっていくで中で、「子連れで劇場に行きたい」という声を聞いていたんです。
確かに子連れだと気を遣って楽しめなかったり、そもそもが乳児だと入館できない場合もあったりして、劇場に来たくても来れずに足が遠のいてしまいます。
どうにかしたいな、と思っていました。
自分に子どもができた時に、子連れだからこそ楽しめる舞台を作ろうと決心したんです。
編集:少し意地悪な質問ですが、例えば小さな子どもだと、泣きだしたりすることもあると思います。
そんな時って困ったりしませんか。
高井:全然困りませんよ(笑)。
一人でも泣き出しらどんな場面でもそこで一旦ストップします。
泣き止んでもらえるよに、会場全体が楽しい気持ちになるように、演者全員で趣向を凝らすんです。
例えば、泣いている子どもが笑顔になるまで楽しい歌を歌ったりします。
今度の春休み公演に合わせて、とっておきの新曲も用意したんですよ。
編集:披露する機会がないかもしれないのに、泣いてしまった子どもさんに向けて歌う専用ソングを作っちゃったんですか(笑)。
高井:プロミュージシャンの協力で仕上がった自信作なんですよ。
子どもが泣いても絶対大丈夫。なのでお母さん、お父さん、安心して来てください(笑)。
- 50歳の歌のお兄さん、次の目標
- 編集:今年で50歳を迎える高井さんですが、次の目標をおしえてください。
高井:コロナが流行り始めた頃に久しぶりに私の地元、奈良市の街を散策したんです。
コロナ前は観光客で賑わっていた通りも閑散としていて、道の端には雑草が茂っていました。
草むしりをしながら歩いたんです。
その時に奈良に恩返しをしたいなぁ、と思いました。
そのことが動機になって、縁もあって2021から奈良市の観光大使をさせていただいています。
実現するのはむずかしいかもしれないですけど、奈良公園で「しんきげきといっしょ!」を開催できたらいいなと思っています。
少しでも奈良のお母さんやお父さんに元気を届けたいです。
50歳の歌のおっちゃんでは無くお兄ちゃん(笑)の次の目標です。

- よしもとInformation
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