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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました
今回のええ仕事芸人は
ザ・ぼんち

芸道55周年!ザ・ぼんちさんに直撃インタビュー!
ザ・ぼんち左)ぼんちおさむ
大阪府大阪市出身 1952年12月16日生まれ
右)里見まさと
兵庫県出身 1952年4月25日生まれ
全国のお茶の間を笑いで席捲した1980年代に巻き起こった漫才ブームの原動力となった漫才コンビ。
緻密に練り上げられたテンポの良い掛け合いとギャグを交えた漫才で爆発的な人気を得る一方、親しみのあるキャラクターと歌や芝居もこなす多芸さで、ドラマやバラエティなど、芸人の枠を超えた活躍を見せる。
世代や地域を問わず幅広く親しまれ、瞬く間にお茶の間のスターへと昇り詰めた。
その当時の圧倒的な人気は今も語り草で、1980年代を象徴するアイコンとしてエンターテイメント史に名を刻む伝説級のコンビ。
長期のコンビ休止期間を経て活動を再開、ベテラン然とするを良しとせず、チャレンジし続けることを信条に若手と同じ舞台に立つことは勿論、学園祭に出演するなど時代と真正面から向き合い、今なお芸の研鑽に余念なく取り組んでいる。
チャレンジの一環として挑んだコンビ結成16年以上の漫才師による大会
『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』にも出場、2025年グランプリファイナルのステージにおいて全盛期さながらの勢い溢れる漫才を披露、圧倒的な存在感で会場を大いに沸かせた。
長年にわたり笑いを届け続ける姿が大きな反響を呼んだ。
10月26日の大阪公演を皮切りに東京・台湾にて
「ザ・ぼんち芸道55周年記念単独ライブ~漫才はとまらないッ~ 」の開催が決定した。
- 圧倒的な存在感を見せた「THE SECOND」。
- 編集:5月に行われた「THE SECOND」の決勝戦、大爆笑と感動で会場を沸かせた活躍が大きな話題になりました。
まさと:おかげさまで大変な反響をいただきました。皆さんに楽しんでもらえて良かったです。
おさむ:色々な方から声をいただきました。
若い世代の方も僕らのことを知ってくれたみたいで、高校生くらいの若い子たちが声を掛けてくれたりするようになりました。
嬉しいですね。
編集:芸歴16年越えのベテラン漫才コンビの大会とはいえ、ザ・ぼんちは芸道55年、遥か彼方の超ベテランです。
何より1980年代の漫才ブームを巻き起こした伝説級の漫才師です。
賞レースに出場されたこと自体に驚いています。
まさと:漫才師ですから漫才をやるのは当たり前のことです(笑)。
おさむ:若い人たちに混ざって若いお客さんの前でネタをやるのは勉強させてもらえることが多いですね。
正直怖いですけど(笑)。
- 73歳、現役漫才師のモチベーション。
- 編集:73歳にして現役で、第一線で漫才をやり続けるお二人のモチベーション、原動力が何なのか。とても興味が有ります。
まさと:今の若い方たちは本当に漫才が上手です。凄いと思います。
キャリアの違いやタイプの違い、それが幾層もあってものすごい数の芸人さんがいます。
ウサギと亀ではないですけど、寝ていたらどんどん後から来る人たちに追い抜かれてしまいます。
時代の流れや“今”の笑いとずれてしまうと置いていかれます。
ですから若いお客さんに向けてネタをやることが大事だと感じています。
ザ・ぼんちがどの程度通用するのかを確認したいんです。
そういう理由もあって若手の舞台や学園祭にお邪魔させていただいたりしています。
賞レースに出場するのも同様です。
もう必死なんです。執念なんです(笑)。
おさむ:完全アウェイですから怖いですけど、チャレンジを続けることが大事やと思っています。
僕らの漫才で笑ろうて会場を出た時には嫌な事を忘れてもうた。
そんなお客さんもいてくれます。嬉しいことです。
笑ろうてもらうのが大好きやしバカになる(演じる)のが好きなんです(笑)。
目の前の人を笑わしたいという気持ちが物凄くあるんです。
そういうのがモチベーションになっていますね。
- 芸道55周年。ザ・ぼんちのチャレンジは続く。
- 編集:今年で芸歴55年を迎えられました。記念の単独ライブツアーが開催されることが決定しました。大阪・東京、そして台湾と続きます。
まさと:台湾での開催は私が決めました。
これまでに経験した海外の公演ですと仕事などで現地に住まわれている日本人の方がけっこういらっしゃるんです。そういった方々が大変喜んでくださるんです。
編集:海外での単独ライブ開催もまた新しいチャレンジですね。まだまだ現役のお二人ですから他にもチャレンジなさっていることがありそうですね。
まさと:実は今、本を執筆中なんですが時間に追われて大変なんですよ。
12月が出版予定で締め切りが迫っているんです(笑)。
編集:それは大変ですね。上梓されることを楽しみにしています。おさむさんは如何でしょう。
おさむ:来てくれたお客さんに喜んでもらう。それをやり続けること。それが僕のチャレンジです。
編集:ところでお二人とも私服姿もおしゃれですよね。
おさむ:このジャケットの柄、7歳になる孫が書いてくれた絵なんですよ。
編集:素敵ですね、かっこいいです!今日はお話をありがとうございました。

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