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関西を笑いで盛り上げるよしもとの芸人さん達に
「仕事」「夢」「地元」をテーマに
突撃取材してきました

今回のええ仕事芸人は

磯部公彦(まるむし商店)
磯部公彦(いそべきみひこ)

芸人、漫才師
大阪府枚方市出身 1958年1月14日生まれ

芸歴40年を超える上方を代表するベテラン漫才師の一人。
1983年、東村雅夫との漫才コンビ「まるむし商店」で芸人デビュー、1985年に吉本興業に所属する。
デビュー後ほどなくして当時一世を風靡した心斎橋筋2丁目劇場の主力メンバーとして活躍する。
1986年に上方お笑い大賞銀賞を受賞、翌1987年には上方漫才大賞新人奨励賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた若手コンビとして絶大な人気を誇った。
関西屈指の実力派漫才コンビとして舞台を中心に活躍を続ける傍ら、テレビやラジオなどタレントとしても幅広く活動している。
2丁目劇場時代、自身の発案でスタートした「いそべのゲームワールド」が爆笑必至の人気企画として定着、今年で36年目となる長寿イベントとなっている。
今や伝説級の「いそべのゲームワールド」が今年もやってくる
編集:よしもときっての人気イベント「いそべのゲームワールド」の開催が近づいてきました。
今回の会場は”笑いの殿堂“なんばグランド花月、最高峰の舞台を使っての上演となりました。

磯部:ゲームワールドは大きさや設備に関係無く、どんな会場でもやれる具合のええ企画です。
どこでやっても同じように笑ろうてもらえます。
ですからNGKやからやと、特別に何かが変わるわけではありません。
ただゲームワールドのコンセプトは「動く大喜利」ですから、そういう意味で言うと大きなNGKの舞台に合うゲームを選ばなあきませんね。

編集:30年以上続く長寿イベントですからゲームの種類は幾つもあるんでしょうね。

磯部:36年やってますから、ぎょうさん有りますね。全部で400以上あります。
今ちょうど整理をしているところで、265までリストにできたところです。

編集:えー、そんなにあるんですか。これまでに多くの人気芸人さん達を発掘し輩出してきたゲームワールドの歴史を感じます。

磯部:例えば千鳥とか、かまいたちとか、売れっ子になりましたね。
でもですね、心斎橋2丁目劇場から始まってbaseよしもと、5upよしもと、そしてよしもと漫才劇場と、大阪で育った芸人はほとんど出てくれてるわけですから、その中から売れっ子が出てくるのは不思議でも何でもありません。
たまたまタイミングが合わなかっただけなんですけど、不思議なのはフットボールアワーとチュートリアルの二組だけは登場していないんですわ。
これから先、機会があればいつか出てほしいですね(笑)。
磯部公彦の笑いの原点は横山やすし?!
編集:ゲームワールドはハズレ無し、絶対笑える企画として定着しています。
時代を越えて人気を維持し続けているのはなぜなんでしょう。

磯部:漫才には漫才の、落語には落語の、お笑いにはそれぞれのジャンルならではの笑いがありますね。即興やアドリブとか、ほかにもほんま色んな種類の笑いの要素があります。
ゲームワールドにはそんな色んな笑いの要素が全部詰まっているんです。
ですから子どもから大人まで、どんな人にでも楽しんでもらえるんですね。

編集:様々な笑いの要素が詰まっているからといっても、実際の笑いに繋げるのはそう簡単なことでは無いと思うのですが。

磯部:毎回私がゲームを仕切らせてもらうんですが、私の特徴は早回しなんです。
せっかく足を運んでくれたお客さん方にたくさんゲームを楽しんでもらいたいという前提はありますが、何よりも”テンポ“を大切にしているからというのがあります。
テンポ次第で小さな笑いが大きな爆笑に変わったりします。
ポンポンと早回しするのもそういう理由があったりします。

編集:テンポですか。まるむし商店の漫才にも共通するキーワードのように思います。
磯部さんの芸へのこだわりに触れさせてもらった感じがします。

磯部:まだ若手の頃、私を可愛がっていただいた方が何人かいらっしゃるんですが、横山やすしさんは存じてはりますか。

編集:はい、稀代の漫才師として語られる、やすしきよしの横山やすしさんですね。

磯部:その横山やすしさんに、「己(おのれ)の”ええ漫才“とは何や!言うてみ」と聞かれたことがあったんですわ。東京で食事に連れて行ってもろた時の話です。
「ええか、笑いから笑いの間が短いのがええ漫才や」とやすしさんは言わはったんです。
ようはテンポにつて教えてくれはったんですわ。
古くは夢路いとし・喜味こいし師匠の漫才や笑福亭仁鶴師匠の落語とか、その全盛期は驚くほどテンポが早くて爆笑が止みません。
まるむし商店は「THE SECOND」に出場するのか
編集:最後に”まるむし商店磯部“さんへ質問をさせていだきます。
巷では結成16年以上の漫才師にを対象にした賞レース「THE SECOND」が盛り上がっています。
上方漫才を代表する大ベテランコンビまるむし商店の出場の可能性は果たしてあるのでしょうか。

磯部:私が欲しいのは「しょう」は「しょう」でも「賞」ではなくて笑(しょう)なんです。
これからも多くの「笑」をとるためにがんばっていきたいと思っております。

編集:はぐらかせられましたね(笑)。これからも多くの大笑を期待しています。
今日はありがとうございました!

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