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働き人の応援コラム

子育てと仕事の両立って、できる?

子育てと仕事の両立って、できる?

働きたいと思っている子育て中のママにとって、子育てだけでも大変なのに、更に仕事との両立ができるの?という不安は大きいものです。そこで、仕事と子育てや家事をうまく両立していくためのポイントをご紹介します。子育てしながら仕事をすることへの一歩を踏み出せないあなたの参考になりますように!

目次
1.子育て中は何かあったらすぐに帰れる場所で働くのがベター 2.子育てに理解のある職場かどうか 3.子育て中は勤務形態を変える 4.子育て支援の行政サービスを活用しよう

大阪府就業支援施設OSAKAしごとフィールド「働くママ応援コーナー」

ファミリー・サポート・センター

一時保育

病児・病後児保育

5.周囲へ積極的に子育てのサポートしてもらう 6.仕事と子育ての完璧な両立を目指さない 7.家事は上手に手抜きして時短を

料理

買い物

掃除

洗濯

8.自分時間も大切に 9.まとめ

1.子育て中は何かあったらすぐに帰れる場所で働くのがベター

「仕事中に子どもが急に体調不良になったと連絡が入った」「地震や台風で学校から急に帰ってくることになった」など働くママはいち早く子どもがいる元へ駆けつけなければならないことがあります。そんな時、勤務先と子どもの預け先・学校、自宅が遠いと移動時間が発生し、子どもがいる元への到着が遅くなってしまいます。

そこで、子育てママが新たに仕事を探す際、自宅から近い場所・できれば公共交通機関がストップしても自力で帰宅できる場所「地元」で探すのがおすすめです。

2.子育てに理解のある職場かどうか

近年働くママの増加に伴い理解のある企業が増えていますが、中には子どもの体調が悪い等の事情で急に帰宅することに対して理解できない人もいるかもしれません。
全ての人に子育てママの事情を理解をしてもらうのは難しいですが、日頃から職場の仲間とのコミュニケーションを密にすることが大切です。事情を理解してくれている同僚や、似た状況の女性がいれば、お互いに仕事を助け合ったりすることもできます。日頃のコミュニケーションがあれば周りも積極的に協力してくれるはずです。

3.子育て中は勤務形態を変える

人材確保が深刻な問題になっている企業が多い中、子育てママや主婦が働くことへの期待は非常に大きくなっています。そのような企業では、「子育て支援」 「育児休暇」「子育て中の時短勤務形態」の制度を設置しているところが多くあります。雇用形態により子育て支援の制度が利用できる範囲は異なりますが、利用できるのであれば、積極的に活用しましょう。

就職前でしたら、制度について事前に担当者に質問しておきしょう。また、制度の利用により勤務時間が短くなる場合、業務効率をアップさせ、生産性を高めていくことを意識しましょう。

子育てと仕事の両立って、できる?

4.子育て支援の行政サービスを活用しよう

自治体でも子育て支援の様々な行政サービスが行われていますので上手に活用しましょう。利用できるサービスは地域によって異なりますので、詳しくはお住いの自治体へご確認ください。

大阪府就業支援施設OSAKAしごとフィールド「働くママ応援コーナー」

大阪府就業支援施設OSAKAしごとフィールドには、子育てしながら働き始めたいと思っている方に対して、キャリアコンサルタントまたは保育士の資格を持つ女性就職支援カウンセラーが、就職決定までをサポートする「働くママ応援コーナー」があります。就職活動中に子どもをを預かりすることも可能です。就職活動の進め方や、仕事と子育ての両立についても、相談できます。

ファミリー・サポート・センター

ファミリー・サポート・センターとは、地域で子育ての支援をするために、子どもを預けたい方(依頼会員)と子どもを預かりたい方(提供会員)が地域でお互いに助け合う相互援助のシステムです。

例えば、「保育所・幼稚園等の開始前や終了後に子どもを預かること」「保育所・幼稚園まで、子どもを送迎すること」「保護者の急用(傷病、看護、冠婚葬祭)などのため、少しの間、子どもを預かること」などで利用することができます。 大阪市の場合、市内在住でおおむね生後3ヵ月から10歳未満の子どもがいる方がサービスを利用できます。

一時保育

保育所に通っていない子どもの保護者の方の仕事や病気などにより、断続的または緊急・一時的に保育を必要とする場合や、育児負担の軽減のために保育を必要とする場合に、保育所等へ子どもを預ける制度です。

病児・病後児保育

子どもが病気の時に、保護者の仕事などの都合で家庭で保育できない場合に預ける制度です。

子育てと仕事の両立って、できる?

5.周囲へ積極的に子育てのサポートしてもらう

働きながら子育てをするのは、体力的にも精神的にも大変なことが多く、どうしようもない壁にぶつかることがあるかもしれません。そんな時、自分一人だけで問題を抱え込まず、遠慮せず周りの人に助けてもらいましょう。周りの人で考えれるのは、パートナー、自分の両親、義理の両親、兄弟姉妹、親戚、ご近所、ベビーシッターなどです。 自分のやり方にこだわったりせず、いかに周りを気持ちよく巻き込むかが大切です。

おじいちゃん、おばあちゃんは喜んでお孫さんの面倒を見てくれることが多いと思いますが、親しき中にも礼儀ありで感謝の気持ちを忘れずに伝えるようにしましょう。

また、家族や親戚に助けてもらえない場合、ベビーシッターなどへアウトソーシングするのも一つです。 その際、安心して子供を預けられるベビーシッターの情報などをママ友などから収集しておくと、いざという時安心です。

6.仕事と子育ての完璧な両立を目指さない

「仕事と子育ての完璧な両立は無理」を前提にし、対応を考えておくようにしましょう。特に責任感が強く、真面目に仕事に取り組んできた方ほど、昔のようにできないことに対して歯がゆい思いをされるかもしません。しかし、子育てしながら仕事をする上では、完璧を求めず、以前の自分と比較しないということが大切です。

働くママは仕事だけでなく、家事・子育てとこなすタスクはたくさんありますので、優先順位をつけて進めましょう。絶対にしなくてもいいものは思い切って「しない」または「後回しにする」「まとめてする」ことで、日々のルーチンを減らすことができますよ。

子育てと仕事の両立って、できる?

7.家事は上手に手抜きして時短を

できる限り効率化したいのが家事ですよね。その中から、後回しにしやすいものや、まとめてできるものをいくつかご紹介します。

料理

毎日のことなので上手に手抜きしたい家事の一つ。ただし、家族や子どもの健康を考える上で食事は大切なポイントですので、例えば、週末に作り置きをしたり、野菜など献立材料の宅配サービスを利用するのがおすすめです。最近ではインターネットやSNSで作り置きレシピが色々紹介されていますので、参考にして取り入れてみてもよいでしょう。 また、便利家電や調理器具を活用するのもおすすめ。圧力鍋や保温調理鍋、食洗機と時短を応援する便利な台所用品が多数ありますよ。

買い物

週末にまとめ買いをすることで、日々の買い物が少なくなり、節約にも繋がります。お水や洗剤、おむつ、トイレットペーパーなどの日用品・消耗品は、ネット通販の定期購入などを利用すると運ぶ手間も省けて便利です。

掃除

時短家電の代表、ロボット掃除機など便利家電に頼るのもおすすめ。子どもの身の回りの物はできるだけ清潔にしたいところですが、大人のものはある程度おおらかに考えましょう。

洗濯

洗濯は毎日せず、ある程度まとめてするのも許容範囲にしましょう。子どもの通園・通学服はとにかく数が必要なので、安めの服を多めに用意し、雨の続く時期でもストックを切らさないようにしましょう。

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8.自分時間も大切に

ママが仕事をすることにより、子どもと過ごす時間が減り、子どものことを不憫に感じる方もいらっしゃるかもしれません。子どもに負担をかけていると思うと申し訳ない気持ちになり、自分を責めてしまいがちです。

そんな時は気持ちを切り替えましょう。子どもは親が外で一生懸命働いて姿を見て感じること、自分自身でできるようになることもたくさんあります。また、子どもと一緒にいる時間が限られるからこそ、その時間を大切にしようと密度の濃い親子の時間が過ごせるようになります。ただし、自分だけでがんばりすぎないように、周りを上手に巻き込み、費用がかかってもアウトソーシングできる部分は委託しましょう。多忙な日々ですが、決して自分ひとりで抱え込まずに、おおらかな気持ちでいるようにしましょう。

そして、時には子どもや家族のためではなく自分だけの時間を作って過ごすようにしましょう。ひとりの時間があれば何をしたいかを考えておき、自分へのご褒美や楽しみを用意しておきましょう。例えば、ひとりでゆっくり買い物する、友達とおしゃれなカフェでお茶する、映画を観る、小説を読む、エステやマッサージに行く、ヨガをする、などなど。何をしたいか考えておくだけでワクワクしますよ。

自分自身を癒すことで、リフレッシュしてまた元気に働けますし、子どもや家族にも優しく接することができ、コミュニケーションがスムーズに行くようになります。

9.まとめ

以上、子育てと仕事の両立についていかがでしたでしょうか。子育てしながら働くことへの不安でいっぱいな方も、やり方の工夫や考え方を変えることで、上手く両立することができるのではないでしょうか。それにより、自分も子どもも家族もそれぞれ成長できるメリットがたくさんあるはずです。

是非、働くママへの一歩を踏み出してみてくださいね。

本記事の掲載内容は2019年4月時点のものです。
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